外資戦コン最速昇格の秘訣と採用の裏側

徹底したケース対策で外資コンサルに入社。その後も爆速で昇格を繰り返した筆者が就活やその後の成功について語ります。

マッキンゼーを落ちた私が泣きながらボスコンに受かった話(その4)

前回のストーリー

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一筋の光明

ブーズ、ベルガー、ADLで全敗した自分としては、ボスコン、ベインなど受かる気がしない。半ば惰性で筆記試験を待っていた。

 

そんなある日マーケティングの本を読んでいると、著者のコメントで

『オレは毎日広告のことを考えている。テレビのコマーシャルを見るときは、どういう狙いでこの広告を作ったのだろうと考える。周りの全てから学べる』

というのが気になった。

私はそこまで戦略のことを考えていたか?

ケースの真似事はしているが、身の回りにある商品やサービスの分析は考えたことがなかった。

さらにベルガーの筆記やブーズのGDの時に感じたはのは、根本的に情報不足だということだった。

例えば「ペットの数」のケースをするにしても、「日本全国の世帯数」といった基本的な数字が分からない限りどうしようもない。「ホテルの市場規模」といっても、日本にどれくらいホテルがあるのか分からない。

これらの問題意識を加味して、もう一度自分の対策を練り直してみた。

 

<ケース対策(改)>

  • 「世帯数」「年齢別の人口」「旅館の数」などの計数情報を全て暗記する
  • 目に入ったプロダクトの市場規模と成長戦略を最低一日5つ考える(イス、タクシー、石油ストーブ、テレビなど身の回りには無限に商品がある。)
  • さらに自分が考えた商品についてメーカーが実際に行なっているキャンペーンやマーケティングを調べ、どういう狙いか理解、自分の考えと比べる

これをやって1週間くらいすると、あることに気づいた。結構多くのケース問題に共通の考え方があるのだ。

  • 「眼鏡」「時計」など身に付けるものは似たようなロジックや計算方法
  • 「エアコン」「机」「椅子」「ガスコンロ」などは設備産業であり、どこで使われるのか?を法人・個人で分けて考えるとやりやすい

などなど…

これを継続すると自分でも「これは深いな」という答えを出せるときもあった。

今思えば、大量のケース問題を強制的に解くことで、商品に適したセグメンテーションを自然に意識するようになったのだと思う。また多くのケースをやることでケースに対する思考の瞬発力が上がったのだろう。

 

少し自分に自信を取り戻したところで、ついにボスコン、ベインの選考が始まる。

 

ベイン選考の始まり

ベインの選考の特徴は筆記試験の難易度にある。100人受けて10人程度しか受からない。全30問のうち、3問間違ったらアウトというのが当時の噂だった。

試験会場は100名以上の受験者がいたが、自分は12月まるまるかけて実行した筆記対策のお陰で、ある程度余裕を持って臨む事が出来た。

筆記対策内容はこちら↓

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試験終了後、マッキンゼーの試験で一緒になったKくんとばったり。採点〜発表まで2時間近くあるので、ランチしながら待つことに。

大戸屋でチキンお母さん煮定食の美味しさを力説しながら食べるKくん。余裕あるなあ。

アセルス:どうだった?
Kくん:ん〜わかんないな。自分的には満点のつもりだけど。多分みんなそうでしょ。
アセルス:そうだね。自分も全部出来た気がする…
Kくん:でもアセルスはなんか受かってる気がするな。

アセルス:え?なんで?

Kくん:なんとなく

二人ともマッキンゼーは筆記落ち。さらにKくんはボスコンも前回セッションを受けて失敗しているため、本当にこれが崖っぷち。余裕に見えた表情は達観していただけかもしれない。

その後も私たちはいろんな話をした。外資コンサルのこと、ムカつく内定者のこと、就活の不思議など。

でも、

なにかに挑戦しながらこうやって友人とランチ食べて語る時間も悪くないな。

自分を追い込むことばかり考えて、結果ばかり気にして、こういう時間を忘れてた。

 

二人して爽やかな顔で試験会場に戻る。

ホワイトボードに合格者の番号が書かれた紙が張り出される。

 

自分の番号は…

 

 

 

 

 

 

あった。

 

Kくんと話したことで達観していたのか、あまり派手な喜びは湧いてこなかった。

どうやら試験当日にぶっ続けで面接があるようだ。合格者は社員の方と時間調整をしている。

残念ながらKくんはダメだったようだ。自分だけ受かって申し訳ないが、ここまで来たら彼の分も頑張らなくては。

準備をするため、できるだけ遅い時間のスロットで面接を予約することに。

 

スタバで各種の計数の復習と、いくつかのケース問題を解いて準備。あっとゆう間に3時間が経過し、面接会場のホテルに向かう。

 

この面接で、自分でも驚くほどのパフォーマンスを出すことになる。

 

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